カラオケに就職するなら、学歴は必要ありません。
こんばんは!カラオケマイスターです^^
今回はカラオケに就職したいと思う人が(アルバイト含む)参考になればと思い、書き起こします。カラオケの現場スタッフに関してですので、経理や総務のお話ではもちろんありません。
夢のない職業とも揶揄される「カラオケ業界」で慢性的な人手不足でもありますが、ちょっとでもこんなんでいいのならと思ってくれたらこれ幸いです。
表題は、最近新卒とか採っているカラオケが多いので。いれてみました。
カラオケ業界に求められる人材
- 上司の指示に従える
- 上司の指示以外の戦略も少しだけ練っておく
- 組数、客数、売上などの前年対比と、その要因の分析をしようという心構えがある
- 小利口よりバカ
- FLコスト、アルバイトをそこそこ管理できる
- 不正をしない
- 店を綺麗に管理できる
以上ですね。はっきり言いますと、カラオケ業界に大卒はいりません。
正確には大卒だろうが、小卒だろうが上の7つが出来ていれば超優秀です。
店長になんて3日でなれます。
順番に紐解いてみましょう。
1、上司の指示に従える。2、上司の指示以外の戦略も少しだけ練っておく
さてこれはどこの業界でも当たり前ですが、ことカラオケ業界の場合は割と体育会系の人(上司)が多くいるので基本的に指示に従わなければいけません。柔道部とか、野球部とかのノリです。
もちろん???と思うものに関してはどんどん聞きましょう!
「わからんなら聞けよ」となりますので。
しかしながら、上司も普段圧力をかけまくるプチパワハラ人間でも、やっぱり責任ある立場でもあり、弱い部分もある人間です。どうしたら売上が上がるのか?客数が増えるのか?と現場に聞いてくることがあります。そういったときに「自分なりのきちんと筋道を立てた論理」で提案できれば、上司としてはありがたいわけです。「お前すげーな」となります。
「お前すげーな」が10回も続けばもう割と優秀です。
※どんなに上司が無能だとおもっても感情的に「逆にこいつやべーな」となってはいけません。
3、組数、客数、売上などの前年対比と、その要因の分析をしようという心構えがある
これも当たり前の話ですね。カラオケの場合POSレジでデータが簡単に閲覧できるので、暇なときにでもちょいちょい見ておくことは大事です。
まずは週間でデータ取って、(月間ごとでもいいけど週間で慣れたらにしましょう)去年よりこの週のこの部分が落ちてる。。なんでだ?と探ってみるのもいいですね。
なんでだ?から人間伸びます。
外的要因(競合店、類似店、オリンピック、ポケモンGO)なのか、政策のせいなのか・・・など。
最初はゲーム感覚で探って、攻略を見つける感覚でOKだと思います。
4、小利口よりバカ
小利口に色々考えすぎると失敗したら評価がなーとなったりしますので、7割イケると思えば、積極的になんでもやってみることです。
もちろん上司通さないとだめなことは提案してみる。
通さなくてもいいことはやってみる。など。ダメだったときは必ず原因分析すること。
上司に提案してダメなときとか流されたときはへこまない事。バカになりましょう。
5、FLコスト、アルバイトをそこそこ管理できる
人件費とか、原価とかの管理のことですね。
必要ないのに、めんどくさいからよーしビール30本発注しようとか、ABC(メニュー出数データ)見てるのかと。そういうバカはだめです。
原価率をいかに下げるか。そういうゲームです。ただし半期ごととかでもいいので。
前半を5%減らせたらな、減らした分、後半新たなメニューをやってみよう投資分にしようとか・・・。そういう発想です。
人件費に関しては、例えばチェーン店ならばシフトの数が決まってるので、その通りいれればOKです。たまにこんな少ないシフトじゃお客様への接客がーという方がいますが、チェーン店(大組織)として、そういうのを求めていない場合がありますので、見極めて諦めて勝負してください。野球も9人。サッカーも11人と決まってます。
6、不正をしない
これは売上や在庫状況、出勤実績を改ざんするなどの行為です。割と高確率でバレます。
決してしないでください。
7、店を綺麗に管理できる
これは当たり前のことです。トイレや客席は特にきれいにしなければいけません。
チェーン店ならば、マニュアルがあるのでそれに沿えばインセンティブが出る場合がありますので清掃には力入れましょう。
まとめ
とまあ、以上でございます。これ全部できれば、中堅くらいのポジションだと思います。
「これで中堅かよ」といろんな意味で思ったアナタ。
そうこれで中堅ですし、この層が不足している現状のカラオケ業界です。はい。
大卒の皆さんにはカラオケ業界にぜひどんどん入ってもらえればと思います。
勉強してきた小利口な大卒がバカになればかなり戦力になります。
小卒(厳密にはあり得ないが)のみなさんは逆に勉強するチャンスです。カラオケ業界は割といろいろ学べます。
勉強してこなかった小卒が理論武装すればかなり戦力になります。
ぜひともカラオケ業界への就職をご検討ください。